法被の仕立て|祭衣装や装飾品のオリジナル製作専門店。半纏や法被、名入れ提灯など卸ならではの激安価格にて特注制作にて販売中!

法被の仕立て

オリジナル半纏作成では、周囲仕立てを「周囲縫製」または「ヒートカット」からお選び頂けます。お客様の半纏をご使用になられる用途や、ご予算にあわせてお選び下さい。また汗取り用の裏地に柄を入れたいという方は別途販売スタッフまでお電話(0120-001-991)やメールにてお問い合わせください。

半纏の周囲仕立てについて

周囲縫製(一般的)

着用によるほつれを防ぐため、当店では周囲縫製仕立てを祭り用半纏・法被の通常仕様とさせていただいております。水平に置いた状態でご購入して頂くはんてんに歪みが生じないかなど、細かなチェックを重ねながら丁寧に縫製して行きます。

ヒートカット(化繊生地の簡易仕立て)

ヒートカット加工とは、熱で袢纏の生地断面を溶かしながらカットすることで、解れにくくする手法です。周囲仕立てよりも耐久性には劣りますが、激安価格で製作することが可能です。一日だけの着用等、コストパフォーマンスを重視されるお客様に最適です。

法被の汗取りについて

袖裏|汗取り

元々は、摩擦から肌を守るために格安祭りのはんてんの袖口の裏に柔らかい綿生地を付られたものでした。しかしそれだけではなく、袖口を捲り上げた時にプリント面が見える場所でもあるので、自分だけのお洒落を楽しめる部分でもあります。

背裏・肩裏|汗取り

祭で着用される名入れはっぴの吸汗速乾果を高め、さらに摩擦から肌を守るために、肩の裏地に柔らかい綿生地を縫い付けます。激しい動きを伴い、肌と生地が強く擦れやすいアクティビティーで使用される祭りの神輿半纏で多く見られる仕立て方法です。

半纏の袖形状について

当通販サイトで販売しているオリジナル半纏は、袖のデザインもお客様に自由に設定して頂く事が可能です。形状一つで見た目の印象も着心地もがらりと変わります。なお、何も御指定が無い場合は「通常仕立て」にて対応させて頂きます。

通常仕立て

祭りで使用されている通常の仕立てです。袂(和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分)がなく、肩口の幅と袖口の幅がほぼ同じ筒状の袖がついています。

平袖・広袖

半被や袢纏の肩口の下の部分(袖口~袖下)を縫製せずに開いたままの仕立てです。印刷範囲が広がります。「広袖」ともいい、よさこい祭りの長襦袢などに用いられています。

鉄砲袖

袖が邪魔にならないように袖口を細く絞っていた仕立てのことです。動きやすいことから祭装束以外に元々労働着に多く用いられました。別名「手甲袖」とも呼ばれています。

袖なし

法被から袖をはずしてベストのように制作したものです。腕を振り上げやすいので、和太鼓を打つのに最適です。全国各地で催されるよさこい祭の衣装によく見かけられます。

飾り袖

法被の袖を斜めに切り落とし肩の上部にのみ三角形の生地が被さるようにした仕立てです。腕の可動域が広いので、和太鼓のチームやよさこい祭りの衣装に用いられています。

法被の背割れついて

背割れなし(通常)

祭りで使用されている通常の仕立てです。袂(和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分)がなく、肩口の幅と袖口の幅がほぼ同じ筒状の袖がついています。

背割れあり

法被の背中に縫い目がある仕立てを「背割れ」と言います。和装としての祭りはんてんの着こなしを重要視されるお客様にお勧めです。当販売店では、2枚の生地を縫い繋ぐ「背縫い」と、一枚生地の真中をつまんで繋ぎに見せる「背摘み」をご用意しております。

襟の縫製位置について

襟はたき

イベントはっぴなどでよく使用されている仕立てで、襟を縫製する際に、襟生地の上から裾までを縫っていく方法です。表面にステッチが表れますが、より丈夫な仕立てになります。ライブ会場や、お祭りで年に何回かご使用になる用途でしたらこちらがお得です。

襟おとし

襟と身頃の境目を縫う制作方法です。内縫いをしていくので、表面にステッチは表れません。襟生地が糸で押さえられないので、ふんわりとした仕上がりになり、高級感のある風合いになります。主に伝統的な祭装束として用いられる山車・神輿半纏に多用されております。

法被の身頃について

身頃|通常仕立て

本来はんてん・はっぴは、マチや前下がりが無く襟を返さずに着られます。羽織りが贅沢品として禁じられていた18世紀頃から、庶民の作業着として発達してきました。当店の通常仕立てでは、裾を真っ直ぐに揃えた祭礼衣装タイプをご提供しております。

身頃|前下がり

法被で普通に帯を巻いたときに、裾の先端が浮くのを防ぎ裾が地面と平行になるように、前下がりを付けます。元々半纏は前を閉じて職人方のの作業着としていため、現在でも伝統的な審美性にこだわるお客様からご好評を頂いている祭アイテムのオーダーです。

袢纏の脇形状について

通常仕立て

通常法被は袖~脇部分は直角に近い形状になっています。当店ではお祭用の法被を作成される時など、特に御指定がなければこちらの通常仕立てでお届け致します。別段激しい動きを伴うイベントに参加されないのであれば、着用感に問題はありません。

R仕立て

袖と脇部分を体に合わせ湾曲に仕立てることにより、体になじみやすくする仕立てです。祭りで神輿を担ぐなど激しい動きをした場合に付け根が切れたり、生地が引っ張られて着崩れしてしまうことがあります。それを防ぐためにR仕立てが用いられる場合があります。