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- 反応染めで作る祭り手ぬぐい
反応染め手ぬぐいは、染料を化学的に反応させ、生地を染めますので、顔料プリントや注染と比べて、最も色落ちがし難く、かつ肌にも優しい製法となっており、お祭りの際、衣装の一部として活用し易いです。
反応染めてぬぐいを使用する際、気をつけて頂きたい点としては、使い初めは、どうしても幾分の色落ちが生じてしまいます。
その為、制作された手拭いを洗う際には、最初の2~3回ほどは、単独での手洗いをオススメしております。その後、次第に色落ちも落ち着き出し、味のある一品へと、姿を変わっていきます。
なお、てぬぐいは左右の端が切りっぱなしで作成されており、最初は、ほつれて行きますが、これは普通の事なので、カットして下さい。
反応染めにて染色を行い、手ぬぐい製作をする際、もしくはご利用になる際、知っておいて頂きたい長所や短所を、下記にてご紹介させて頂きます。
ご使用を続けていく上で、製品が使用不可能になる様な事柄ではございませんが、オリジナル手拭い制作の際には、ご覧頂ければ幸いです。
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反応染めで作成された手ぬぐいは、染めの中では激安にてオリジナル作成が可能な上、色と色のぶつかりの回避や細かなデザインの再現に加え、色の裏抜け致します。
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日用品としても長くお使い頂け、販売用としても人気のあります反応染めにて特注オーダーてぬぐいを製作する際も、注染に比べて短い期間での作成、及び納品が可能である為に人気の高い手法になります。
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細かいデザインでの本格染めが可能な反応染めは、お客様がご入稿下さいましたオリジナルのデザインが複雑になりますとエッジを鮮明に表現する為に使用する染料の配分も変わって参ります関係上、裏抜けに関して50%から80%くらいが作成時の標準になります。
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反応染めの格安てぬぐい制作には自信を持っておりますが、「蒸し・洗い」の工程が必要な為、顔料プリント印刷よりも割高になってしまいます。且つ、製作日数を要する為、ご希望の納期日によっては、印刷方法の変更をご提案する場合がございます。
2ミリほどの線から表現する事が可能な反応染めは、細かなデザインを行える上、50~80%と高い裏抜け率を有している為、製作する手ぬぐいを裏まで染め上げたいと言うお客様には、最も適した製法であり、デザインの再現性+裏抜けという両方を兼ね備えた、まさに万能な製法です。
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顔料を使用したプリント印刷と比べ、「蒸し」や「洗い」の工程を経る為、必然的に納期やコスト面にて、割高となってしまいますが、それを加味しても、反応染めてぬぐいには、祭り鉢巻等の衣装や販売用に最適です。
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反応染めは、色同士がぶつかる面の表現は綺麗に行う事ができ、また、手ぬぐい周囲のフチを設ける必要もございません。また、デザインや制作ロットにより、手作業か機械作業かの変動がございます。
お祭りの際、反応染め手拭いは、衣装として鉢巻の様に頭に巻いたり、首などに巻いたりと身に付ける事が多くなります。また記念品として名入れを行ったり、販売品用としても、特注オーダー作成が行われ、活用されております。激安顔料プリントでは、裏抜け率がほぼ無く、背面が白地になってしまい洗濯なども不可になりますが、反応染めは、そうした心配も無い為、末永く使える物を製作したいと言う場合には、こちらでのご注文をオススメ致します。