祭提灯の油引き|祭衣装や装飾品のオリジナル製作専門店。半纏や法被、名入れ提灯など卸ならではの激安価格にて特注制作にて販売中!

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祭提灯の油引き

お祭りで使用される事の多い和紙ちょうちんは、オリジナル製作を行う際に、油引きと呼ばれる、耐水性を上げる加工が施される場合がございます。
こちらでは、和紙提灯の耐水性を上げる加工、油引きについて、それを行う理由や使用する上での注意点などをご紹介致します。

祭の屋外用で使う和紙提灯に油引きを行う理由

油引きを行う理由は上記でご説明した様に、和紙ちょうちんを屋外使用する際、突然の雨や予測される水気から本体を守る為だと言えます。しかし、耐水性が欲しいからと言って、すべての和紙提灯制作の際に油引きを行って頂きたい訳ではございません。

油引きは完全防水ではない
生活防水

油引きを行い作成する事で、和紙堤燈の耐水性は上げる事は可能ですが、完全防水を行う訳ではなく、生活防水程度なので、十分なご注意が必要です。
ただし、生活防水程度の耐水性を加えますので、油引きを行った和紙ちょうちんは、多少濡れる程度の水分であれば、しっかりと弾きます。

耐水効果は2~3週間後から
2~3週間

油引き仕上げの提灯をご注文されますと、特注製作してから、その耐水効果が現れるまでには、2~3週間程度の時間が掛かります。
その為、その期間は雨や夜露などを避ける様に、提灯を屋外使用する際には、充分にご注意下さい。
なおその間は、製造したオーダー提灯を通常の伸ばした状態で、出来る限る日陰干しする事が理想です。

ビニールカバーとの併用
ビニールカバー着用イメージ

油引きを施し、オリジナル製作された提灯の納品後、例え、耐水効果が現れ始める2~3週間が経過した場合でも、屋外に設置する際には、弊社でも格安価格でお取り扱いしております、専用のビニールカバーを被せた状態で使用される事をお薦め致します。

提灯の耐久性の低下
耐久性低下のイメージ

和紙提灯における最良の状態とは、何も加工を施さない状態なので、油を引かない方が、必然的に耐久性が維持される事になります、長持ちします。
その為、店頭などでの長期設置でもなく、お祭り装飾でも雨天時には使用しないと言った、和紙提灯への水分の影響を予め、回避する事をお考えならば、元々備わっている耐久性の低下を防ぐ為にも、油引き加工その物を行わず、制作されても良いと言えます。

油引きは、製造される提灯を使用される環境や条件により、判断して頂きたいと思います。ご不明の際は、弊社担当までご相談下さいませ。